大阪府八尾市のみなさん、こんにちは! 八尾市に根ざした地域密着型の解体会社「アナタノ解体」の広報担当です。
親御様から相続された大切なご実家の片付けや、新しい生活に向けたお家の建て替え。
いざ進めようとしたときに、「建物を壊す以外に、お庭の石や地中の設備にもお金がかかるの?」と疑問に思われたことはありませんか?
ハウスメーカーさんから提示された見積もりを見て、想像以上の金額に驚いてしまう方も少なくありません。
実は解体工事には、建物そのものを解体する費用のほかに、「付帯工事(ふたいこうじ)」と呼ばれる費用があります。
これは、お庭にある大きな石や、地中に埋まっている設備などを撤去するための費用です。
私たちは、解体工事を単に古いものを壊す作業ではなく、ご家族の思い出を大切に整理し、新しい未来への一歩を踏み出すための「前向きな準備期間」だと考えています。
今回は、付帯工事の中でも特にお問い合わせの多い「庭石の撤去」「浄化槽の撤去」「井戸の撤去」の3つにスポットを当てて、費用を抑えるコツや事前に知っておきたい段取りを分かりやすく解説します。
1. 庭石の撤去:高額になりやすいサイズと自分でできる処分法
昔ながらの立派なお家には、お庭に美しい庭石が置かれていることが多いですよね。
しかし、これらを撤去して敷地をまっさらに整理しようとすると、思わぬ費用がかかることがあります。
どのくらいのサイズから費用が高くなる?
庭石の処分費用は、主に大きさと重さによって決まります。
具体的には、大人が一人で持ち上げられないサイズ(直径が30センチ以上、重さが20キロから30キロを超えるもの)になると、人の手だけで運ぶのが難しくなります。
そのため、重機を使ってトラックに積み込む必要があり、人件費や処分費用が上がっていきます。
さらに、直径が1メートルを超えるような巨大な庭石や灯篭(とうろう)になると、クレーン車を特別に手配しなければなりません。
場合によっては、重機で運べるサイズにするために電動ハンマーという特殊な工具を使って、石を細かく砕く作業が必要になります。
こうなると、庭石の処分だけで数万円から十数万円の費用が加算される原因になります。
事前に施主様自身で処分する方法と費用感
少しでも解体費用を安く抑えるために、自分で事前に処分する方法をいくつかご紹介します。
注意したいのが、大阪府八尾市では、庭石や土は通常のごみ収集では回収してもらえないという点です。
市の最終処分場へ自分で持ち込む方法もありますが、持ち込める量や頻度に非常に厳しい制限があります。
そのため、費用を抑えて処分する現実的なアイデアは以下の3つです。
・地域の掲示板やフリマアプリの活用 地域掲示板などで「お庭の石を無料で譲ります。自宅まで引き取りに来てくれる方限定」という条件で出品する方法です。
ガーデニングやDIYで庭石を探している方が見つかれば、費用0円で引き取ってもらえる可能性があります。
・造園業者や石材店へ相談する 歴史的に価値のある銘石や、状態の良い灯篭であれば、造園業者が引き取ってくれるケースがあります。
ただし、現在は需要が減っているため、買い取りではなく運搬費を支払って引き取ってもらう形になることがほとんどです。
事前に複数のお店に見積もりを依頼してみるのも一つの方法です。
・敷地内でDIYとして再利用する もし敷地の一部を残して建て替える予定であれば、庭石を細かく砕いて防犯用の砂利として敷き詰めたり、新しい花壇の土留め(どどめ:土が崩れないように支える壁)として再利用したりするのもおすすめです。
これなら処分費用は一切かかりません。

2. 浄化槽の撤去:見分け方と解体の流れ、施主様の事前準備
浄化槽(じょうかそう)とは、下水道が整備される前に建てられたお家で、トイレや台所から出る汚水を綺麗にするために地中に埋められた大きなタンクのことです。
浄化槽の有無の見分け方
自分のお家に浄化槽があるか分からないという方は、まずお庭や駐車場の地面を確認してみてください。
直径が30センチから60センチほどの丸いマンホールが、2個または3個、綺麗に並んで設置されていませんか?
もしそのようなマンホールがあれば、その真下に浄化槽が埋まっている可能性が非常に高いです。
施主様が事前に行うべき準備
浄化槽を撤去する際、施主様に必ず事前に行っていただかなければならない大切な段取りがあります。
それが、「最終汲み取り(しにょう・汚泥の清掃)」の手配です。
浄化槽の中には、長年蓄積された汚水や泥が溜まっています。
これを綺麗に清掃しないまま解体業者が壊してしまうと、周囲に悪臭や汚水が広がり、法律違反になってしまいます。
そのため、八尾市の許可を受けた専門の清掃業者に依頼をして、中身を完全に空にしてもらう必要があります。
この清掃費用は数万円ほどかかりますが、解体工事をスムーズに進めるための必須の準備となります。
解体業者の撤去工程
最終汲み取りが完了したことを確認したあと、私たち解体業者が作業を引き継ぎます。
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蓋やマンホールなどの地表に見えている部分を取り外します。
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重機を使って、地中に埋まっているタンク本体を、周囲の土を掘り起こしながら綺麗に引っ張り出します。私たちは、将来の土地売却などでトラブルが起きないよう、一部を残さず丸ごと綺麗に取り除く「全撤去(ぜんてっきょ)」を基本としています。
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タンクを取り除いた後は、地面に大きくて深い穴が残ります。ここに新しい清潔な土を入れます。
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最後に、入れた土を重機や専用の機械で上からしっかりと踏み固める「転圧(てんあつ)」という作業を行います。後から地面が沈まないよう、プロの技術で強固な地面へと仕上げます。

3. 井戸の撤去:大切な井戸供養と仕上がりまでの工程
敷地内に古い井戸がある場合、建物を壊すのとは違った精神的な配慮と、丁寧な職人技が必要になります。
一般的な井戸供養の方法と費用
日本では古くから、井戸には水の神様が宿っていると考えられてきました。
そのため、井戸を埋めて無くしてしまう前には、神社の神主様や寺院の僧侶をお招きして「井戸供養(水神上げ)」のお祓いを行うのが一般的です。
これまでの感謝の気持ちを伝え、神様に無事にお戻りいただくための大切な儀式です。
この井戸供養にかかる費用(初穂料やお布施)の相場は、約2万円から5万円程度です。
また、お祓いの当日には、お酒、お塩、お米などのお供え物を施主様にご用意いただく形になります。
解体業者による解体工程と最終的な仕上がり
気持ちよく供養が執り行われた後、私たちプロの職人が埋め戻しの作業に入ります。
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井戸の周りにあるコンクリートや石でできた丸い枠を、地中の一部の深さまで安全に壊して取り除きます。
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井戸の底をお塩やお酒で清めた後、水がスムーズに通るように川砂や砕石を使って順番に埋めていきます。
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井戸を埋める際、最も重要なのが「息抜き(いきぬき)」という工程です。地中から地上にかけて、竹や塩化ビニール製の細いパイプを通す作業です。神様が息をできるようにするという信仰的な意味合いと、地中に溜まった空気やガスを外へ逃がすという実用的な目的があります。
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パイプを通した状態で、さらに清潔な土を被せ、上からしっかりと機械で踏み固めて平らにします。
最終的な仕上がりとしては、お庭全体は綺麗に整えられた平らな更地になりますが、井戸があった場所には「息抜きのパイプ」が地面から少しだけ飛び出した状態になります。
このパイプは、新しいお家を建てた後もしばらくそのままにしておくことが多いですが、時期を見て地表の高さで切除することもあります。

まとめ
今回の内容を簡単に振り返ってみましょう。
・庭石の処分は、大人が一人で持てないサイズ(直径30センチ以上)から重機が必要になり費用が高くなりやすい。
費用を抑えるなら地域掲示板などでの譲渡や、お庭でのDIY再利用を検討する。
・浄化槽は、お庭や駐車場にある並んだマンホールで見分けることができる。
解体工事が始まる前に、施主様自身で専門業者へ「最終汲み取り」を依頼しておくことが必須である。
・古い井戸を埋める際は、これまでの恵みに感謝する「井戸供養(費用相場は2万〜5万円)」を行うのが一般的である。
撤去時は地中のガスや空気を逃がす「息抜きのパイプ」を設置して平らに仕上げる。
お家を解体することは、単に古い建物をなくすことではありません。
お庭の石や地中の古い設備を一つひとつ丁寧に整理することは、これまでの暮らしに感謝し、新しいご家族の未来や土地の新しい価値を生み出すための大切な「前向きな準備」です。
私たち「アナタノ解体」では、技術的な工事はもちろんのこと、近隣の皆様への丁寧なご挨拶や毎日の清掃といった「心に寄り添う作業」を徹底しております。
「うちの庭にある大きな石はいくらくらいで処分できる?」「地面にあるこのマンホールは浄化槽かな?」など、少しでも気になることや不安な点がございましたら、まずは現地の様子を私たちに見せてください。
経験豊富なプロの目線で、施主様に寄り添った最適なプランをご提案いたします。
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